2017年12月
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読んだ本

2017年12月 7日 (木)

11月に読んだ本

11月に読んだ本はコミックのみ6冊です。

   

   

◯アルスラーン戦記(8) (荒川弘)
 相変わらずアクションシーンは迫力があるし、シリアスとコミカルなシーンのバランスも良くて面白いです。
 それにしても、かなりゆったりと話が進んでいますが、今、原作のどの辺まで行ってるのだろう?
 原作そのものは、年末に完結するようですが、漫画の方はまだまだ先は長そうですね…ところで、ダリューンさんはあのトラの顔つきコートは着ないのだろうか?

◯信長協奏曲 16 (石井あゆみ)

 三木城の籠城戦も終末に近く、本能寺まであとわずか…ミッチーこと明智光秀(本物の信長)は、サブローをなんとか救いたいようだけれど、果たしてどうなるのか、どう最後まとめるのか?
 そして秀吉はどう出るのか?(実は、私はこの漫画のキャラクターの中では、この元今川の忍びで暗い情熱を持った秀吉が一番好きなんですよ)最終回が楽しみですね。

◯ゲス、騎乗前 3 (西公平)
 最終巻。色々と努力(かなり酷い…というか、全治半年の大けがをしてまで…)の営業の甲斐あって、とうとう抜群の能力のある馬に新馬戦から騎乗することができた主人公。
 ラストは年末の2歳馬のG1レース…そして…
 主人公の牧君、髪型を変えてからイマイチゲスっぽい雰囲気がなくなったような気がしますね。
 そしてラストもなんだかいい話っぽくなって終わったのが意外でした。
 まぁ、最後の最後に彼らしいエピソードもあったけれど…(苦笑)
 とはいえ、とりあえずは牧君おめでとう。
 そして、名馬ミタマノチンコン(漢字だと「御霊の鎮魂」と、意味深いのですがカタカナになると…ちょっと…ですよねぇ〜)のこれからの活躍を祈ります。

◯夜廻り猫(3) (深谷かほる)
 ほのぼのとしたり、切なくなったり…読んでいると「みんな頑張れよ!」と言いたくなりますね。

◯鋼の錬金術師4コマ (荒川弘)
 描きおろしは少ないと聞いていましたし、ほとんどは読んでいるはずなので買うのはためらっていたのですが、本屋で見つけたら我慢できませんでした(苦笑)
 で、読んで…買ってよかった!
 コミックのおまけ4コマもいちいちコミックをめくらなくてもイッキに読めるし(サイズもA5で、コミックより大きい)、アニメのDVDの小冊子掲載だった4コマもまとまって読める(以前、クロニクルに再録された時は、ページに横向きに詰め込まれて読みにくかったですから)のが嬉しかったです。

◯百姓貴族(5) (荒川弘)
 毎度おなじみの農家あるある…ですが、やっぱり面白くて笑ってしまいました。(後継者問題など、ユーモラスに描かれてているけれど、かなりシリアスな内容もありますが…)
 それと、お料理…うん、あの頃インターネットとク◯クパッドがあれば、本当によかったですね。

2017年11月 4日 (土)

10月に読んだ本

今月はコミック7冊、小説4冊です。

   

   

○風雲戦国伝 風雲児たち外伝(みなもと太郎)
 風雲児たちのシリーズは第1巻の関ヶ原編がおもしろくって、確かシーボルトが頑張っているあたりまでは、読んでいましたが、その後連載していた雑誌が廃刊になったりしてせいもあって、ご無沙汰していました(今は幕末編が雑誌で連載されていますね)。
 何気なくネットで「面白い本ないかなぁ〜」と探していて、この本を見つけて、懐かしくなって購入。
 …うん、1巻の補完のような感じの大谷刑部の話が面白かったです。そういえば来年のNHKお正月時代劇で、風雲児たちの「蘭学事始め」あたりの話(ここの話も大好きでした)が放映されるそうなので、とっても楽しみにしています。
○保安官エヴァンスの嘘 1~DEAD OR LOVE~ (栗山ミヅキ)
 ガンマンになれば女にモテる…という父親の薫陶を受けて、凄腕の保安官になったものの、なぜか全く女にモテないエヴァンスさんの物語。
 なかなか笑えて面白いです。
 欲を言えば、せっかく西部劇なんだから、もっと細部にこだわってくれたらなぁ〜例えば、ファッションとか、馬具とか馬とか馬とか馬とか…もうちょっと頑張ってくれれば…いや、ギャグ漫画ですから、あんまり無理を言ってはいけないでしょうね(苦笑)
○双亡亭壊すべし 6 (藤田和日郎)
 セイイチくんも双亡亭に突入し、物語も終盤突入か?…と、思ったら、コミックの帯によれば「前半戦クライマックス!」だそうで、まだまだ先は長そう…ところで、物質転移能力を持つ少女フロルの過去シーンを読んで、「ブルーソネット(赤い牙)」のソネットのエピソードを思い出した…と言ったら歳がばれちゃいますかね?
○メイドインアビス(4、5、6) (つくしあきひと)
 アビスと呼ばれる巨大な穴…謎に惹かれて潜って行く人々が目にするものは…
 この夏、Amazonビデオで、毎週アニメを見ていました。
 最初、絵が可愛いくて綺麗だったので、ホノボノとしたファンタジーかと思ったら、おもいっきりシリアスな話だったので(かなりグロいシーンも…)びっくり…
 でもとても見応えがあったので、アニメの続きが知りたくて、コミックに手を出しました。
 やはりかなりきついシーンの連続ですが、丁寧に書き込まれたアビスの不思議な世界に引き込まれて、一気に読みました。まだ先は長そうですが、この先どうなるのか楽しみです。
○青の祓魔師 20 (加藤和恵)
 雪男がとうとう!…なことになり、この先どうなるのか気がかりですが、このマンガもまだまだ続くようですね
ここから小説
○妻が椎茸だったころ (中島京子)
 急死した妻が予約していたという料理教室に、嫌々ながら参加した夫…妻の残していた不思議なメモは…
 ちょっと不思議だったり、そしてちょっと怖かったり…な、短編集。
 最後ほんわりとした気分になれる表題作もいいですが、ドキッとするオチのある「リズ・イェセンスカの〜」も面白かったです。
○小暮写眞館2〜4(宮部みゆき)
 
結局最後まで読みました。
 主人公たち家族の闇…というか、心の影を落としていた妹に関することも、それなりに区切りをつけることができて、不動産屋の事務員さんも辛い過去から、前向きに歩き出したようで、めでたしめでたし…
 ちょっとうまくいきすぎ?なような気がするけれど、最近の現実の事件とか見ていると、物語の中くらい明るく終わって欲しいと思いますね。

2017年10月 7日 (土)

9月に読んだ本

 9月に読んだ本です。

   

   

 今回はコミック6冊に小説1冊です。
 まずはコミック
○軍靴のバルツァー 10 (中島三千恒)
 内戦がとうとう終了。
 それはいいのですが、ヘルムートさんにあまりにも重いものを背をわせてしまって…う〜ん、彼女のこの先がどうなるのか、想像するとつらくなります。
 しかし、イマイチ主人公が活躍してなかったような…次からは、大国との争い?になりそうなので、政治の方面でバルツァー氏も頑張るのだろうかしら?

○NeuN(1) (高橋ツトム)

 舞台は1940年のドイツ。
 ナチス支配の小さな村で暮らす少年フランツ・ナイン。
 絵の好きなごく普通の少年と思われていた彼は、実は…ナイン(9番目)という名前が意味するものとは…SSによって殲滅させられた村、ナインを見守っていた青年テオとの逃避行が始まる。
 これからどうなるのか、ものすごく気になります…が、かなりハードなシーンも多いので、この先ついていけるかどうか、ちょっと心配(まぁ2巻が出たら、間違いなく読むでしょうけどね)
 それと、今回のナインの設定で、昔読んだ「夢幻紳士・活劇編(高橋葉介)」のエピソードを思い出し、読み返してみたくなりました。
 確か文庫版が本棚にあったはず…まぁ、こちらはコメディっぽい味付けでしたが…(苦笑)

○聖☆おにいさん(14) (中村光)

 14巻まで来たのですね。
 相変わらずの内容ですが、やはり読むとクスクス笑えますね。

○鬼灯の冷徹(25) (江口夏実)

 もう25巻ですか…感想は、上と同文(苦笑)あ、今回は狐と狸の化け比べが楽しかったです。

○きのう何食べた?(13) (よしながふみ)

 シロさんもケンジももう50代ですか…二人の生活にあまり変化はないようでいて、年相応にいろいろ(本人たちや周囲も)あるようなのが、読んでいて面白いです。
 ちなみに、私も小松菜やホウレン草の根元は、大先生のようにスパッと切り落とすタイプです(苦笑)

○3月のライオン 13 (羽海野チカ)

 今回主人公がほとんど目立ってないような…(笑)
 でも、二階堂君と宗谷氏の対戦は読んでいて、手に汗握りました。滑川氏や香子さんののエピソードも結構しんみり来ますね。
 そして小説1冊
○小暮写眞館I (宮部みゆき)
 古い商店街に残っていた廃業した写真館。
 そこにちょっと変わり者な両親のせいで、引っ越して来た高校生の英一君を主人公にした、少しオカルト風味付けの青春ドラマ…という、感じですかね
 青春ものはどちらかといえば、あまり好みではないのですが、たまたま病院へ行く前の本屋でみかけ、待ち時間に読むのにちょうど良さそうな本だったので購入しました。
 予想どうりサクサク読み進められて、お話も面白かったのですが、最後のページに「続く」とあってびっくりsign02
 いや全4冊というのは知っていましたが、1話完結のシリーズだと思っていたんですよ。
 確かに今回の心霊写真?の謎はちゃんと解明されましたが、主人公の家族や不動産屋の事務員さんなどの過去はイマイチ謎めいたままなので、これはやはり4巻まで読むべきなんでしょうねぇ〜

2017年9月 2日 (土)

8月に読んだ本

 9月になって、さしもの猛暑も少しおさまって、朝晩は涼しい風が吹くようになってきました。
 ただ、雨がほとんど降らない状況は相変わらずで、四国の水瓶「早明浦ダム」の水は減る一方…大雨で困っている地方も多いのに、うちの方は水不足で取水制限が再び始まりそうです。ふぅ〜困ったもんです。
 まぁ、お天気のことはお天気の神様に任せるしかないので、ちょっと置いといて…8月に読んだ本です。

   

   

 コミック6冊に小説2冊。
 まずはコミックから
○ゴールデンカムイ 1 (野田サトル)
 
アニメ化されるらしく、本屋にずらりと平積みされているのをみて、買おうかどうしようか悩んだのですですが、もうすでに11巻まで出ているので、手が出しにくくて…
 一応お試しに…とデジタル版の1巻を読んでみました。
 日露戦争直後の北海道へ、どうしてもお金を稼ぐ必要があって砂金で一山当てようとやってきた主人公。そこで、共に砂金取りをしていた爺さんから聞いたアイヌの金塊の隠し場所を巡る血なまぐさい争いに、巻き込まれて(というか、飛び込んで)いくことになるのだが…
 アイヌの少女アシリパさんが可愛いです。
 そしてアイヌの文化が丁寧に細かく描写されているのが、すごく興味深いです。
 ただ、かなりキツいシーンも多いですし、ストーリー的にもちょっと私の好みからは…なので、続きを読むかどうか、悩んでます。
○ダンジョン飯 5巻 (九井諒子)
 前巻のラストでファリンさんを蘇生させることができて、めでたしめでたし…にはなりませんでした。
 ダンジョンの主人?「狂乱の魔術師」の登場で、事態はさらに悪い状態に…なんか、1巻ごろのユーモラスな展開から、イッキにダークファンタジーになったような感じ。
 まぁ、それでも人の姿をした花の魔物との戦いや、コッカトリス相手のあたりは、やはりクスクス笑ってしまいますね。
○銀の匙 Silver Spoon 14 (荒川弘)
 やっと出た14巻。相変わらずな面々の物語ですが、やはり面白いです。
 八軒くんの不器用な恋愛も、ちょっと前へ進み「さぁ大団円も近いのか!?」と、思わせてくれて…えっ、そうなるの?な展開に…
 高校3年間で終了かと思っていたけれど、もうちょっと先まで続くのかしら?
 作者の都合で、雑誌連載は休み休み…というか、ほとんど休載状態ですが、少しづつでも話を進めてくれているので、ちゃんとエンドマークはつけてくれるだろうと信じて、15巻が出るのを気長に待とうと思ってます。
○百鬼夜行抄 26 (今市子)
 
いったい何年大学生をやっているのだろう?(というか、まともに学生生活を送れているのか?)と思われた主人公も、どうやら卒業後の目標?的なものがみえてきたようですね(卒論のテーマがようやく決まっただけですが(苦笑))
 そして、ここにきて初めて蝸牛の姉の関係者(ひ孫)の少年が登場して、律たちとどう絡んでくるのか?…というところで、ええっ〜次号に続く???27号は多分1年後…待ち遠しいです。
○続・星守る犬 (村上たかし)
 「星守る犬」はずいぶん前…映画が公開される少し前に読んだのですが、こちらは読んでいませんでした。
 本音をいうと「星守る犬」が、ちょっと悲し過ぎて…感動的と言えば感動的なんですが、どうにも救いのないラストに感じてしまったので、続編には手を出さなかったんです。
 今回なぜ急に読んだのかというと、たまたまあまり行かない本屋に、ふらりと入ったら、何か買わないといけない雰囲気で、目についたこの本を…(苦笑)
 で、読んだのですが…うん、「星守る犬」と一緒にこれも読めばよかった…そうすれば、あのラストの悲しみも、なんとなく救われるような感じで、それなりに納得できたかも
○とんがり帽子のアトリエ 2 (白浜鴎)
 謎の禁忌魔法を使う魔法使いが、主人公に絡んできて、話がぐんぐん動き出したようで、先が楽しみです。


そして、ここから小説
○悟浄出立 (万城目学)
 西遊記の悟浄のように、有名な物語の登場人物ながら、今ひとつメインにはなれないものを主人公にした、中国古典からの短編集。
 中島敦の作品(私も大好きです)に刺激されて書いたそうで、どの話も短いながら読み応えがあり面白かったです。
 司馬遷の話と沙悟浄の話が中でも好き。作品を書くきっかけになったという中島敦の本も読み返してみたくなりました。
○荒神 (宮部みゆき)
 小さな藩の山深い里で起きた異変。
 その山を国境とする二つの藩の、それぞれの思惑に絡む不思議な因縁の双子の兄妹。そして、事件に巻き込まれた村の少年やら若い藩士等々…とてつもない化け物を相手に彼らはどう立ち向かうのか…時代劇風怪獣もの?と言えばいいのかな?
 この作者らしく、人間ドラマも興味深く、最後まで飽きさせずに読ませてくれます…が、なまじ宮部女史のこういう作品は結構な数を読んできたせいか、なんとなく話の先が途中で見えてしまうのが、ちょっと残念…

 以上です。
 このほかにも、再アニメ化の話に浮かれて、封神演義を最初から読み返したりしていました(苦笑)

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 こちらは、以前樹脂粘土でミニ人形を造るのに夢中になっていた頃造った太公望…あのややこしい衣装を造るのはあっさり諦めて、ウサギの着ぐるみにしちゃってます。

2017年8月 5日 (土)

7月に読んだ本

 7月に読んだ本です。

   

   

 まずはコミック
○天才柳沢教授の生活 (講談社漫画文庫)17(山下和美)
 柳沢教授のシリーズは、本屋で見かけたら買っていたのですが、3年前に出ていたこの17巻は買いそびれていました。
 退職してからあんまり本屋に行かなくなっていたせいかなぁ…(以前は仕事帰りにちょくちょく立ち寄ってましたからね)
 長く続いたシリーズもこの巻で、ひとまず終了(いずれ再開するかもしれないようですが)相変わらずといえば、相変わらずの教授の日常ですが、人間ドックで引っかかって手術することになったり、孫の幼稚園にタブレット端末を持った園児が登場したり…と、物語の中でもそれなりに時間は流れているのが、興味深かったです。
 いや、教授の年齢はやっぱり謎ですが…(苦笑)
○白暮のクロニクル 11 (ゆうきまさみ)こちらも最終巻。
 「羊殺し」の実行犯はすでに前巻で判明していましたが、今回判明するのは事件の理由。
 色々広がっていた謎のうち、いまひとつはっきりしないままのもありますが、主人公・雪村魁の物語はうまくおさまりましたね。
 事件から4年後と、さらに20年後の2段構成になっているエピローグが、少しせつないけれど「ああ、いい終わり方をしたなぁ〜」という感じでした。
○ポーの一族 ~春の夢~ (萩尾望都)
 あの「エディス」から40年立って、まさか再びエドガーやアランの物語が読めるなんて!
 昨年6月に雑誌で1話を読んで以来、待ちに待ったコミックスの発行です。(実はイッキに読みたくて、2話以降は雑誌を買わずに我慢していました)
 もちろん、40年たっていますから絵柄はかなり変わっていますが、読み出すとやはりエドガーとアラン…グイグイ話に引き込まれていきますね。
 お話は第二次大戦中のイギリスの片田舎が舞台(ということは、「ホームズの帽子」と「小鳥の巣」の間にあたる時代?)
 ドイツから弟と二人で逃げてきていたユダヤ系の少女ブランカと、エドガーたちは出会い、ブランカは彼らに惹かれるのだが…
 今までちょっと気になっていた、エドガーがアランを連れて「ポーの村」に帰らない理由など、今回判明した謎も多いのですが、同時に新たな謎も色々と出てきました。
 ポーの一族以外の不死の一族も登場し、ブランカの物語は一旦終わりましたが、来年冬には連載再開だそうで…すべての謎の解明はまだまだ先のようです。
○弟の夫  4 (田亀源五郎)
 この漫画もこれが最終巻。
 主人公弥一の双子の弟(ゲイだったのだが、カナダで結婚し、そして若くしてなくなってしまった)の夫マイクが主人公の元にやってきて、最初はいまひとつうまくマイクの存在を受け止められなかった弥一だけれど、娘の夏菜がなんのこだわりもなくマイクを「叔父さん」として受け入れたこともあり、徐々に彼も変わっていく…
 特に大きな事件が起きるわけではないけれど、いろいろと考えさせてくれる、お話でした。
○ローマへの道 (萩尾望都)
 
6月に読んだ「感謝知らずの男」のあとがきで、この主人公レヴィが元々はこの漫画の脇役だったと知って、急に興味が湧いて読みました。
 バレエシリーズではあるけれど、やはり物語の基本は主人公が自分の過去と向き合い、成長していく話でやはり「さすがは萩尾望都!」という読み応えある作品でした。
 同時収録の短編「青い鳥」が、すごく自分のツボにはまってしまい、ユーチューブでバレエシーンを探して、見ながらヤンやアシュアの青い鳥を想像してニマニマしてます(苦笑)
○双亡亭壊すべし 5 (藤田和日郎)
 セイイチ君の過去…不思議な惑星のなぞと、双亡亭の繋がりがなんとなく判ってはきましたが、これで、すんなりと結末に向かって進んでいくとは思いにくいですね。
 まだまだ先は長そう…

 そして小説は1冊
○陰陽師 螢火ノ巻 (夢枕獏)
 今回はかなり短い話が多かったので、すらっと読めて…面白いけど、ちょっと物足りないような感じも…結構お気に入りの蘆屋道満がたくさん登場してくれたのは嬉しかったです。

2017年7月 9日 (日)

6月に読んだ本

   

   

○アトム ザ・ビギニング 5,6 (カサハラテツロー )
 以前3巻まで読んで、そのあとなんとなく手を出してなかったのですが、アニメも始まったことだし(アニメは6回くらい見て、そのあと見てないですが)今どういう展開になっているのか気になって、読んでみました。
 4巻を飛ばしてますが、ま、特に問題なさそう…A10−6(アトム)の妹ユウラン(ウラン)が誕生。
 なかなかやんちゃで可愛いです(少々過激で怖いけど)、そして彼女が参加した第1回WRB(ワールド・ロボット・バトリング)は、とんでもない大混乱に!Dr.ロロの正体が明らかになったり…と、怒涛の展開で面白かったです。
○感謝知らずの男 (萩尾望都)
 バレエダンサーを目指す青年レヴィが主人公のシリーズ3話と、同じバレエ団を舞台にした短編2本収録。
 バレエ漫画といっても、あくまでバレエは物語の味付け?(もちろんたっぷりとある、ダンスシーンは綺麗で見ごたえありますが)…メインは主人公たちの心の奥に切り込んでくるような人間ドラマで、実に読み応えあります。
○イグアナの娘 (萩尾望都)
 テレビドラマにもなった表題作を含む、短編集。
 「イグアナの娘」は読んだことがあったのですが、他の作品は初読。
 どの話も、人の深層心理をついてくるような…せつなかったり、やりきれなかったり…でも、ラストはどれもフワンと心が温かくなるようなところがあるのがいいですね。
○ケルン市警オド(2)(青池保子)
 中世のケルンを舞台に、街の治安を守る官吏オドの物語、第2弾。
 貧しい少年の遺体が発見され、その死因を探るオドが目にしたのは、古参の貴族ベルガーの農園奥に群生するトリカブト!
 古参貴族と新参貴族の対立や、独裁的なベルガーに押さえつけられ不幸な日々を送っている奥方や息子たち…シリアスなミステリですが、ほんのちょっとしたセリフや表情がなんともゆかいで、楽しくイッキに読めました。

 ここまではマンガ。そして小説が1冊です。
○旅猫リポート (有川浩)
 交通事故がきっかけで、青年サトルに拾われ、ナナと名付けられた雄猫は、サトルと5年間幸せに暮らしてきたけれど、突然サトルは仕事を辞め、猫を手放さなければいけなくなってしまう。
 ナナを引き取ってもらうため、一人と1匹は車に乗って旅に出て、サトルのかっての同級生たちを次々と訪ねて行くのだが…
 サトルがナナを手放なそうとする理由は、結構早くに想像がつき「マンガの『星まもる犬』みたいな終わりだったら辛すぎる…」と、ちょっとドキドキしながら読みました。
 確かにラストは予想どおりでせつないのですが、意外とほのぼのとほっこりした気持ちになるのは、語り手が猫のせいかしら?

2017年6月 4日 (日)

5月に読んだ本

   

   

○青の祓魔師 19 (加藤和恵)
 だんだん物語の謎が解明されてはきていますが…最終回はまだ遠そうです。
○けんえん。4 (風越洞)
 猿の妖怪「マシラ」と妖怪退治に来たのに、なぜかマシラに拾われ?一緒に暮らしている霊犬ハヤテ。
 よくわからんコンビが、人や妖怪と絡む物語。
 4巻まで来て、マシラや彼を極端に憎む村の男との関係もわかってきて、なんとなく村人とはうまくいきそうな…しかし、もう1頭の霊犬と妖怪退治の男が現れて、まだまだ波乱がありそうですね。
○元競走馬のオレっち ~みんなの日常編~ (おがわじゅり)
 乗馬クラブで暮らすオレッチや、仲間たちのほのぼのシリーズ。
 人間の絵はやっぱり今ひとつ…むにゃむにゃ(苦笑)
 でもまぁ、馬が可愛いので、読んでいて楽しいですね。「俺は死神」のようにちょっとせつない短編もありますが…
○おちくぼ姫 (田辺聖子)
 日本のシンデレラ物語と言われる古典『落窪物語』の現代語訳。
 ただし、そっくりそのままの訳ではなく、かなり現代の若者向き(だそうです)に、優しく穏やかな恋愛小説に変えられています。
 確かに原典では、現代の感覚だと「それは、ちょっとないでしょう!」みたいなところもたしかあったはずですから(原典は簡単な「あらすじ」しか読んでないけれど)、仕方ないでしょうね。
 おかげで、とっつきやすく、さらっと読めるお話になってます。
 そういえば、シンデレラも本来の物語では継母や意地悪な姉に対する、かなりきつい復讐シーンがありましたっけ…まぁ『落窪物語』も、いつか原典の方も読んでみたいです。
 というわけで、5月に読んだ本はここまで…ええっ!4冊!?…と、自分でもびっくり。
 もっと漫画は読んでいたような気がするのですが…
 この時期(ダービーが近づくと)毎年読みたくなる「じゃじゃ馬グルーミングアップ」を最初から読み返したり、「ポーの一族」の新シリーズが始まったので(新刊は7月に出るらしいですね。楽しみ楽しみ)、倉庫からコミックを取り出し…ついでに見つけた「蘇州夜曲(森川久美)」を「おおっ!何年ぶりだろう!」と読み返したりしていたせいですかねぇ〜(苦笑)

2017年5月 4日 (木)

4月に読んだ本

 4月に読んだ本です。      

   

   

 まずはコミック

○鬼灯の冷徹(24) (江口夏実)
 やっぱり新刊が出ると買ってしまいます。特に内容にびっくりするような変化はないのですが、まぁ、安定して面白いですね。
○人馬(二)(墨佳遼)
 ネットで連載を読んでいた時、かなりエグいシーンもあったので、どんな終わり方をするのかドキドキしていましたが、割とさらっと終わりましたね。
 あの後、どうなったのか気になるキャラもいますが(特に本のおまけ短編を読んで、人馬「夕張」のことが妙に気になっています)とりあえず、松風と小雲雀の物語は完結。
 夏に始まるらしいい第2部がどういう話になるのか、楽しみです。三国とかは、再登場するのかしら?
○双亡亭壊すべし 4 (藤田和日郎)
 徐々に双亡亭に巣食うものの正体が判ってきた…ような、まだまだ謎は深いような…
○信長協奏曲 15 (石井あゆみ)
 本能寺まであと数年。毎回読むたびに書いているような気がしますが、一体、どういう本能寺になるのだろう?
○幻想綺帖 二 『玉藻の前』 (波津彬子)
 岡本綺堂の小説を漫画化したもの。
 そういえば昔「九尾の狐と飛丸」というアニメ映画があって、それがこの岡本綺堂原作だったような…)漫画「青い狐火(わたなべまさこ)」も同じ頃だったかな?
 元々民話や伝説は大好きで、特に狐がらみの伝説は好きでしたから「殺生石」と玉藻の前の話はお気に入りでした。
 ただ、殷の妲己が日本に渡って玉藻の前になったというのは、考えると時代的に間が空きすぎていますよね?
 2000年?近くも一体何をしてたんだろう?
 子供の頃は素直に楽しめた話なんですが、大人になってからは妙にそこが気になって気になって…(苦笑)
○元競走馬のオレっち ~ライバル現る?編~(おがわじゅり)
 良血馬で、期待されながら1勝もできず乗馬馬になった「オレっち」の物語。
 彼が「デカ女」と読んでいるセルフランセの牝馬(そういえば正式な名前は、なんていうのだろう?)がメインの話が面白かったです。
○元競走馬のオレっち ~奮闘! 誕生からデビュー編~(おがわじゅり)
 「オレっち」の過去編。
 生まれてから競走馬としてデビューするまでの物語です。性格は小さい時からちょっとお調子者でだったんですね(苦笑)
 お話としては競馬や牧場の話をそれなりに知っているものには、さほど珍しいエピソードはないですが、馬が可愛いのですらっと読めます。(でも、馬はいいけれど人の絵がちょっと…)
○海街diary 8 恋と巡礼 (吉田秋生)
 すずちゃんの進学も決まって、チカちゃんもめでたく結婚、他の皆さんも落ち着くとこに落ち着いてきているようで、最終回も近いのかな?(しかし、なんかあの人もこの人も実はお知り合い…みたいなところが、だんだん気になり出してきました。)
○夜廻り猫(1) (2)(深谷かほる)
  心で泣いている人を感じてやってくる「夜廻り猫・遠藤」
  ネットで話題になっていて、読んでみました。
  最初、遠藤さんは何か特殊能力がある猫で、その力で人助けする話かと思っていたのですが、彼自身も普通の猫(まぁ、人と話せたりしていますから、普通とは言いにくいですが)それでも、人は誰かが話を聞いてくれるだけで、元気を出せることもある…ほのぼのと心が温かくなってくる、漫画でした。
 そして小説が1冊
○豊臣家の人々 (司馬遼太郎)
 タイトルどおり、豊臣家の一員となった人たちを主人公とした短編集。昨年1年間楽しませてもらった大河ドラマ「真田丸」がらみで、こちらの本にも手を出しました(苦笑)

2017年4月16日 (日)

3月に読んだ本

   

 遅くなりましたが、3月に読んだ本です。

○とんがり帽子のアトリエ1 (白浜鴎)
 ネットで、評判になっていたので読んでみました。
 物語の舞台は「魔法」が普通に存在する世界。ただし、魔法が使えるのは特別な「魔法使い」だけ…と、信じられていたのだけれど、実は魔法道具(魔法インク)で正しく魔法陣を書けば、だれにでも魔法は使えるものだった。
 何も知らずに魔法を発動させた少女が巻き起こした悲劇。そして、少女は…
 世界観がしっかりしていて読み応えありますね。(魔法陣を書いて魔法を発動させるシーンに、どうしてもあの「錬金術師」を思い出してニマニマしてしまいます(苦笑))
 お話は、謎の魔法使い達?が登場し、さぁ、これからどうなる?…というところでしょうか?
○エニデヴィ 1~3(白浜鴎)
 「とんがり帽子」がおもしろかったので、同じ作者のこの本にも手を出しました。
 仲が良いのか悪いのか、なにかというとつるんでしまう?天使エニエルと悪魔デヴィエラのドタバタコメディ。
 二人が絡むと人間界は大惨事になるのですが、ひとりだけだと割とまともなことも…2巻に収録の悪魔のデヴィのエピソード「猫と夕日と最後の晩餐」なんか、ラストちょっとしんみりとする良いお話でした。
○キングダム 1 (原泰久)
 友人から「おもしろいよ!」と以前から勧められてはいたのですが、なんせ大長編で、まだまだ完結しそうにないマンガに手を出すのは、やはりためらいます。
 …が、元々中国歴史物は好きなので、とりあえず電子書籍で1巻だけ読んでみました。
 まだまだプロローグという感じですが、確かに、おもしろいです。しかし、今から追いかけるのは…どうしようかなぁ…悩んでます。
○大奥 14 (よしながふみ)
 赤面疱瘡の予防法が浸透して、今までのように完全に男女が逆転していた時代ではなくなっているので、重要な登場人物は歴史どおり男性もいれば、あえて女性で描かれる者もいる…本音のところ、ちょっとややこしいですね。
 でもまぁ、この先幕末の動乱に向けて、この世界での大奥はどういう終りを迎えるのか?…楽しみです。

 ここまでがマンガ。そして小説が1冊です。
○三鬼 三島屋変調百物語四之続(宮部みゆき)
 シリーズ第4作。あいかわらず4編収録の話はどれもよくできている…とは思うのですが…う~ん、第1巻を読んだときのような「ドキドキするような、おそろしさ」はイマイチ無いような気がします。
 シリーズが長くなると…というか、元々怪しく恐ろしい話は数多く書いている作者さんなので、読み手も点が辛くなってしまうのかもしれませんね(苦笑)

2017年3月 7日 (火)

2月に読んだ本

 今月はマンガだけになりました(^^ゞ   

   

○王妃マルゴ 4,5(萩尾望都)
 とうとう、マルゴの結婚…そして、サンパルテルミの虐殺…きついシーンが連続とはいえ、そこはさすがに萩尾望都の絵ですので、極端にえぐいシーンになっていませんが、かえって人間の持つ惨たらしさ、やり切れなさが強く感じられます。
 さて、そんな悲惨な状況の中、さまざまな思惑がからみあい、次巻からは、いよいよ本格的に「三アンリの戦い」になってくるのでしょうね。
 結末は判っているとはいえ、どういう人間模様が描かれるのか楽しみです。
○青の祓魔師 18 (加藤和恵)
 ライトニングによる「青い夜」の調査。
 そろそろ最終章にはいったのかな?…とはいえ、まだまだ謎が多すぎるので、あと10巻ぐらいは続きそう…最後まで、がんばってついていけるかしら?
 ところで、「出雲」が自分がハマっている少女マンガを「しえみ」に読ませて、ハマらそうとするシーンの表情(「よ〜し。やったぞ!」という態度がありあり…)が、なんともいえず好きです。
○白暮のクロニクル 10 (ゆうきまさみ)
 一応、2015年の「羊殺し」は防ぐことが出来た…のですよね?
 実行犯は判明したけれど、その背後はまだまだ闇の中。
 次の11巻が最終巻らしいのですが、すっきりと終わるのだろうか?
○でぃす×こみ 2 (ゆうきまさみ)
 兄と妹の秘密の二人三脚マンガ(それもBL)描き…いまにもバレそうでバレない崖っぷちぶりが笑えます。
 兄貴の後輩(腐女子)やら、本質は徹底した腐女子なのに、趣味を隠して王道少女マンガを描いてる新人漫画家さんなど、キャラも増えて来て楽しいですね。
○人馬 1(墨佳遼)
 舞台は日本(室町時代頃?)ですが、山には人馬(ギリシャ神話の「ケンタウロス」?)と、呼ばれる存在が暮している世界。
 人馬と人…それなりに距離を置いて共存していたのが、戦乱が始まり、人が人馬を兵器として利用し始めたところから、人馬は狩られる存在になっていき…
 子供をかばって捕らえられた荒馬「松風」と、幼くして捕らえられ騎馬用に調教されていた俊足の「小雲雀」。
 二人は力を合わせて、領主の屋敷から逃走するが…ネットで連載していたのを読んでいましたが、本になったので早速購入。
 タブレットの画面で見るのもいいですが、本になったのをじっくり読むのはまた格別ですね。
 お話も読み応えありますが、絵がすごい!特に馬の動きや筋肉がたまりません!
 ただ上半身が人体なので、私の好きな馬の首筋から胸にかけての筋肉が描かれることが無いのは、ちょっと寂しいですが…(苦笑)
 おまけマンガで、松風と小雲雀の体格(特に馬の部分)の違いの説明が有ったのが、実はネットで読んでいた時から気になっていたので嬉しかったです。
 現実の馬で言うなら、ヨーロッパの森林地帯で進化した馬と、中央アジアの草原や砂漠地帯に適応して進化した馬の違い…みたいな感じ(そのあたりの、馬の体型の違いの描きわけもみごとです)なんですね。なるほどなるほど…
○ダンジョン飯 4(九井諒子)
 なんとか、赤竜の元に辿り着いた一行。
 そして竜との対決…さすがに今までの雰囲気と違って、シビアな展開でした。目的であるファリン復活の儀式もかなり…
 もっとも骨格を組み立てるのに、妙に楽しんでいるように見えてしまうのが、このマンガらしいです(苦笑)
 しかし、ファリンを復活させて、めでたしめでたしにはならないようで…ラスト、なにやら不気味な展開で次号に続く…う〜ん、この先どうなるのだろう?

 以上7冊でした。
 3月にはもっといろいろと読みたい…というか、買ったまま積み上げている小説3冊をなんとかしたいですね(^^ゞ

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